早期退職も視野に入る管理職

システムエンジニアは高度な専門知識を必要とする職種ですが、管理職になれば現場職ほど専門知識は求められません。管理職は専門知識よりも、コミュニケーション能力やマネジメント能力が必要となるためです。プロジェクトマネージャーなど現場に就く管理職でない限り、それほど多忙でもないでしょう。そのため、本人に長く続ける意思と実力があれば定年まで、または定年後も長く続けられる仕事です。
IT業界は急激に成長しているので、実力のある人材は年齢を問わず需要があります。管理職に就くほど実力のある人は、自分の意志によって定年が決まるといっても過言ではなく、その傾向から50代の早期退職を選択する人もいるようです。システムエンジニアとして働いていた頃が非常に多忙だった分、早期退職して自由になりたいと考える人が少なくありません。一般的なサラリーマンよりも高額収入といわれるシステムエンジニアの管理職だからこそ選択できる方法でしょう。
システムエンジニアの管理職として現場に就いている場合は、自分の意志に関係なく50代前後で退職に追い込まれることもあります。専門知識を維持するためには記憶力が必要不可欠ですが、加齢によって難しくなるのが実情です。体力や知識が現在の技術に追いつけなくなれば、退職を選択せざるを得ないでしょう。実力のある人は企業側の需要が高いので長く続けることはできますが、実力のない人は実力主義の世界で生き残れないリスクがあります。